こんばんわ もっちぃです。
連日暑い日が続きますね! 喉渇いたな~と思う前に、水分補給をマメにするようにしましょうね!
さて、前回は、「いらっしゃいませ」の3秒でリピーターを失ったお話をしました。
日本は、接客に関してはとっても丁寧に指導されているのに、なんでそんなことが起きてしまうのでしょうか? そして、それは意外に多いのです・・・
~これは、もっちぃの個人的観測です~
私がカナダのレストランで働いていた時のお話です。
ご存知のように、アメリカ・カナダにはチップという制度が存在します。
レストランへ行くと、オーダーからサービングから基本ひとりの担当者が自分のテーブルを担当します。それで、お会計の時に、自分を担当してくれたスタッフに一割程度のチップをあげます。
よいサービスをしてくれたらチップが多いこともあり、逆にお客さんが気にいらなければチップはもらえません。
ウェイトレス・ウェイターにとってチップは、自分の仕事の目に見える評価なのです。
私の場合、日本人というだけでチップを弾んでくれるお客さんもいらっしゃいますが、そればっかではありません。 みんな、チップに関してはわりとシビアです。
ですから、スタッフは、”考えて”おもてなしをします。どうしたらお客さんに喜んでいただけるか、満足していただけるかを。そして、チップが少なかった時は、どうして評価が悪かったのか?どうすれば良かったのか・・・
それを考えることで、サービスは向上し、お客さんも増え、自分のチップも増える、という素晴らしいシステムです!
多い時に、チップだけで80ドルくらいもらったことがあります(五時間で)
日本の接客は、多くがマニュアル化されていて、それを覚えれば一通りの仕事はできます。でも、カタチで終わってしまうことが多い気がします。
何より、自分で考えての行動ではないので、応用が効かないのです。
接客だけではなくて、電話応対などでも感じることですが、日本人は考える力、応用力が落ちているな、と感じます。
与えられた仕事をこなすだけでは、おもてなしとはいえません。
そもそも、おもてなしの心を持って接客しているバイトさんがどれだけいるかわかりませんが・・・
日本にはチップ制がないので、どう働いても同じ給料だと思うと、らくに働けばいいや、という思いになるかも?しれません。
でも、違います。 隣同士で同じようなお店があった場合、味は普通だけどいつもニコニコ感じの良いお姉さんのいるお店と、雰囲気が良くて料理も美味しいけど無愛想なお姉さんのいるお店では、どちらの常連になりたいと思いますか?
美味しい方が良いに決まってる!とおっしゃる方もいるでしょう、それはそれでいいです、自由ですから笑。
でも多くの方は、笑顔で「いらっしゃいませ」とむかえられたほうが気分良いのではないでしょうか?
笑顔で、が難しいですか?なら、”作り笑顔”で構いません。
そのちょっとした努力で、リピーターが増えるなら、やってみる価値はあるのではないでしょうか?
というわけで、今日は私の個人的意見を書きましたが、1軒でもリピーターの増える飲食店が増えたらいいな☆と思います。
明日もみなさんのまわりにすてきな笑顔が溢れますように~☆